【2025年最新】NotebookLMの使い方を徹底解説！料金、活用アイディアも紹介

「もっと手軽にリサーチをしたい」「膨大な資料を一瞬でまとめたい」「企業情報や個人のメモを安全に管理したい」

そんな願いをかなえてくれるのが、Googleが提供する新世代のAIアシスタントツール「NotebookLM」です。

実際に使ってみると、そのスピードや正確さ、そしてセキュリティの高さに驚かされます。

この記事では、NotebookLMの概要や具体的な使い方、そしてライターをはじめとする副業やビジネスにおける活用例まで詳しく紹介します。

動画でも分かりやすくNotebookLMの使い方を解説しているので、ぜひご覧ください！

NotebookLMとは？

NotebookLM（ノートブックLM）は、Googleが提供するAIアシスタントツールです。

大きな特徴は、自分が「必要な情報だけを集めたAIアシスタント」を手軽につくれる点にあります。

例えば、特定の書類やウェブ記事、PDF、YouTube動画など、リサーチしたい情報源をあらかじめNotebookLMに読み込ませておくと、それらの内容を元に必要なデータを瞬時に要約・抽出してくれます。

さらに注目されているのが、セキュリティやプライバシー面がしっかり守られていること。

ほかのAIサービスでは、ユーザーが入力した情報を「AIの学習用データ」に再利用してしまうケースが多いのですが、NotebookLMは個人のドキュメントや社内機密情報をトレーニングデータとして利用しません。

そのため、企業や個人事業主にとっても導入しやすいAIツールとして注目を浴びています。

NotebookLMの基本的な使い方

NotebookLMは次の5ステップで簡単に使えます。

それぞれのステップについて画像付きで詳しく解説します。

1. NotebookLMのアクセス方法

Googleで「NotebookLM」と検索し、サービスページにアクセスしてください。

Googleアカウントでログインしていれば、すぐにNotebookLMの管理画面に入れます。

2. ノートブックの作成

NotebookLMでは「ノートブック」という単位でファイルやサイトのURLをまとめます。

ノートブックごとに異なるテーマの資料を集約できるので、案件ごと・調べたいジャンルごとなど、自由に使い分けが可能です。

新規で作成したい場合は「新規作成」のボタンを押して、新しいノートブックを作成してください。

3. ソース（情報源）の取り込み

左側にある「ソース」セクションから、PDFやWord、Googleドキュメント、スプレッドシート、ウェブサイトURL、YouTube動画など、あらゆる形式の情報をアップロードできます。

アップロード後、NotebookLMが自動で文字起こしやテキストの解析を行い、全体内容をインデックス化してくれるのがポイントです。

4. チャット欄での活用

ノートブックに入れた情報に基づいて、真ん中の「チャット」欄でさまざまな質問や指示を行います。

たとえば「この文書の要点を3行でまとめて」「契約書の注意点を列挙して」といったリクエストにも瞬時に対応してくれます。

回答はアップロードしたソースを根拠としてくれるため、不要な誤情報を減らしやすい仕組みです。

5. 「スタジオ」機能の活用

NotebookLMには「スタジオ」という、メモや音声会話を生成できる機能があります。

PDFなどの長い資料を読み込んでおけば、要点を抽出して「音声会話（対談形式）」として出力できます。

現状は英語音声が中心ですが、将来的には日本語にも対応してくれるでしょう。

NotebookLMの無料版と有料版の違い

NotebookLMには無料版と有料版（月額2,900円程度）があります。

2025年2月末時点では、有料版は1か月の無料トライアル期間が用意されています。両者の主な違いは以下の通りです。

	ノートブック作成数	取り込めるソース数	チャットでの問い合わせ回数	音声生成機能の使用回数
無料版	最大100個	最大50個	最大50回	1日3回
有料版	最大500個	最大300個	最大500回	1日20回

さらに、有料版だけが使えるプレミアム機能が3つあります。

結論としては、無料版でも十分です。

ただし、大容量のデータを扱う場合や、チームメンバーと共有したい場合には有料版を導入するメリットが大きくなります。

NotebookLMの注目機能5選

Webライティングスクールを運営している僕がNotebookLMの注目機能を5つピックアップしました。

それぞれの注目機能について詳しく解説します。

驚異的なソース読み込み＆回答スピード

PDFや長いウェブ記事、YouTube動画などをアップロードしても、ものの数秒でテキスト解析が完了します。

実際に厚生労働省が出している薬機法の資料（PDF32ページ分）をNotebookLMのソースに追加したところ、10秒もたたずにすべての文字起こしができました。

チャットでの質問に対しても、ほんの数秒で要点をまとめてくれるため、リサーチ作業が爆速になるでしょう。

ハルシネーション（誤情報）の少なさ

チャットGPTなど従来のAIは、時に存在しない情報を「事実らしく」回答してしまうことがあります。

NotebookLMは、あくまでユーザーがアップロードしたソースを根拠に回答するため、誤情報が少なくなっています。

さらに回答には出典リンクも表示されるので、ファクトチェック（根拠確認）が容易です。

セキュリティとプライバシーへの配慮

NotebookLMは、ユーザーがアップロードしたデータをAIの学習に利用しないと公式に明言しています。

企業の社内資料や個人の機密情報など、外に漏れては困るデータも比較的安心して扱えるのが大きな強みです。

メモ機能の充実

NotebookLMの右側にある「スタジオ」には、以下のようなサブ機能があります。

文章の要約やクイズ作成など、いろいろ応用できるので、勉強や情報整理にも役立ちます。

音声会話機能

アップロードした資料から、英語の音声対談形式で読み上げデータを作成できます。

まだ日本語には対応していませんが、将来的に日本語版が実装されれば、通勤・移動時などに「耳だけでインプット」が可能になります。

作成した音声はダウンロードや共有もできるので、勉強会やセミナーの資料などに展開できる可能性があるでしょう。

ライターや副業にNotebookLMを活かすアイデア

NotebookLMは副業やWebライター、ブロガーなどにとっても非常に有用です。

ここでは具体的な活用例を3つ紹介します。

リサーチ時間を大幅短縮

記事を作成するときは複数のサイトやPDF、YouTube動画などのリサーチを行いますが、NotebookLMにすべて取り込んでおけば、必要な情報をすぐに引き出せるでしょう。

チャット欄に「○○について要約を教えて」などと入力すれば、複数の参考資料から抜粋したポイントをまとめて提示してくれます。

リサーチの手間が激減するため、効率的に執筆を進められるでしょう。

法律や規約を踏まえたライティング

薬機法（医薬品医療機器等法）や景品表示法など、法律を守りながら記事を書かなければならない場合もあります。

長大な法律関連のPDFをNotebookLMに読み込ませれば、要点をブリーフィングドキュメントで一瞬でまとめられ、細かい注意点を簡単に確認できるでしょう。

「この表現はOKか？」「何に気をつければいいのか？」など、疑問点をチャットで質問すれば根拠を示して回答してくれます。

会議録やミーティングメモの作成

クライアントやチームメンバーとのミーティング内容を動画や音声データで記録しておき、NotebookLMで文字起こし＆要約をすると議事録がサクッと完成します。

再度チェックしたい箇所があれば、チャットで「○○の詳細をもう少し詳しく教えて」と尋ねるだけでOKです。

チーム内の情報共有をスピーディーに行えるので、コミュニケーションのロスも減らせます。

NotebookLMに関してよくある質問

NotebookLMではどんな情報（ファイル形式やリンク）をアップロードして使えるの？

NotebookLMでは、様々な形式の情報（ファイル形式やリンク）をアップロードしたり、連携させたりして利用することができます。

NotebookLMでアップロードできるもの

• PDFデータ
• Webサイトの記事
• YouTube動画
• 音声ファイル
• Googleドキュメントやスライド　など

フクロウ教授

基本的にどんなファイルでもアップロードできますよ！

NotebookLMのメモ機能は具体的にどうやって活用するの？

NotebookLMのメモ機能は4つの項目があるため、目的によって使い分けてください！

NotebookLMスタジオのメモ機能

• 学習ガイド：資料から自動でクイズを生成してくれる
• ブリーフィングドキュメント：ソースの要点をコンパクトに要約してくれる
• よくある質問：アップロードした資料に対して想定されるQ&Aをまとめてくれる
• タイムライン：年表・時系列がある文書から主な出来事を抽出してくれる

フクロウ教授

実際に自分で使ってみて活用方法を探すのも楽しいですよ！

無料版と有料版は何が違って、どちらを選べばいいの？

無料版と有料版で異なる点は以下のとおり。

スクロールできます

	ノートブック作成数	取り込めるソース数	チャットでの問い合わせ回数	音声生成機能の使用回数
無料版	最大100個	最大50個	最大50回	1日3回
有料版	最大500個	最大300個	最大500回	1日20回

無料版でも十分使えるので、無料版を使ってみて物足りなければ、有料版を使うのがおすすめです。

まとめ | NotebookLMは業務効率化の神ツール

NotebookLMは、個人レベルでも企業規模でも導入可能な画期的なAIツールです。

無料版だけでも十分多機能で、有料版はより大容量のソースや詳細設定ができるため、使い方次第でビジネスを加速させる潜在力があります。

なにより、セキュリティとプライバシーに配慮した設計は、これまでのAIツールにはなかなか無かった大きな魅力です。

副業でライティングをする方はもちろん、社内の膨大な文書を管理したい企業や、資格勉強で大量の資料を効率よく理解したい個人にもおすすめ。

これからは「AIをいかに活用できるか」が成果に直結していく時代なので、まずはNotebookLMを試してみるところから始めてはいかがでしょうか。