「Webライターを始めたいけれど、どのパソコンを買えばいいのか分からない」
「いま使っている古いパソコンのままで、仕事になるのかな」
そんな迷いから、パソコン選びで手が止まっている人は多いと思います。
家電量販店には多くの機種が並び、店頭で勧められるままに選ぶと、使わない機能まで付いて予算を超えがちです。反対に、安さだけで選ぶと、調べものをしながら書くときに動きが重くなり、作業のたびにストレスを感じます。
Webライターの仕事に、動画編集のような高い性能はいりません。押さえたいのは、メモリ・ストレージ・重さ・画面の大きさなど、いくつかの数字です。この記事では、必要なスペックの目安と、Windows・Mac・Chromebookの選び方を紹介します。情報は2026年10月時点のものです。すでにライターの仕事をしていて、買い替えを考えている人や、ブログを書く人も同じ目安で選べます。
記事監修
株式会社メイカヒット代表。
2020年に副業でブログを始めて2年で月収100万円達成。
Webライターとしても上場企業のLPやコピーライティングの経験もあり。
現在はSEOを中心としたマーケターとして取引企業150社以上、顧問先5社。


株式会社メイカヒット代表。
副業Webライターを1年経験後に独立。これまで上場企業を含めて幅広いジャンルのSEO記事やコラムを1,000本以上執筆した。
現在は年間150名以上に取材を実施する、日本インタビュアー協会認定インタビュアー。取材を通じて人や企業の価値・想いの言語化に貢献している。
Webライターのパソコンは「メモリ16GB・SSD256GB以上のノート」が目安
フクロウ教授先に答えを置いておきます。迷ったら、この表の「おすすめ」の列を満たすノートパソコンを選べば大丈夫です。
必要なスペックの目安
Webライターの作業は、ブラウザで調べものをしながら、文書作成ソフトやGoogleドキュメントで原稿を書くのが中心です。クライアントさんとのオンライン会議もあります。
| 項目 | 最低限 | おすすめ |
|---|---|---|
| メモリ | 8GB | 16GB以上 |
| ストレージ | SSD 128GB | SSD 256GB以上 |
| CPU | 2〜3年以内に発売されたもの | 同じ価格帯の中で新しい世代のもの |
| 画面 | 13インチ | 13〜15インチ |
| 重さ | 1.8kg | 1.5kg以下 |
| OS | サポートが続いているもの | Windows 11・最新のmacOS・ChromeOS |
Windows 11を動かすだけなら、Microsoftが示す最低限の条件はメモリ4GB・ストレージ64GBです。ただ、ブラウザのタブを何枚も開き、会議ソフトも同時に使うと、4GBでは動きが重くなりやすいです。仕事で毎日使うなら、メモリは16GBを選んでおくと、数年先まで困りにくくなります。
おさるくん最低限の数字でも動くけど、仕事だと同時にいろいろ開くんだね。
ノートパソコンを選ぶ理由
Webライターは、パソコンとネット環境があれば場所を選ばずに働けます。自宅のダイニングテーブル、カフェ、コワーキングスペース、取材先など、作業する場所が変わることも多い仕事です。
デスクトップは同じ値段なら性能が高い一方で、持ち運べません。自宅でしか書かないと決まっている人以外は、ノートパソコンのほうが働き方に合わせやすいです。
古いパソコンを使い続けるときの注意点
手元のパソコンを使う場合は、OSのサポートが続いているかを先に確かめます。たとえばWindows 10は、2025年10月14日にサポートが終了しました。パソコンは動き続けますが、セキュリティの更新が届かなくなります。個人向けの延長の仕組みもありますが、2027年10月12日までの期限つきです。
クライアントさんから預かった資料や、公開前の原稿を扱う仕事です。更新が止まったOSのままでは、情報を守るうえで不安が残ります。Windows 11に上げられない機種なら、買い替えを考える時期です。
フクロウ教授動くかどうかだけでなく、更新が続いているかも見ておきましょう。仕事の信用にかかわる部分です。
スペックの見方:メモリ・ストレージ・CPU・画面・重さ
フクロウ教授カタログの数字の見方を、項目ごとに確かめていきましょう。
メモリ:同時に開ける作業の量が決まる
メモリは、作業机の広さにたとえられます。広いほど、ブラウザのタブや文書作成ソフト、会議ソフトを同時に開いても動きが重くなりにくいです。
8GBあれば原稿は書けます。ただ、調べもので多くのタブを開きながら書くことも多いため、迷ったら16GBを選ぶと、作業中に待たされる時間を減らせます。薄型のノートには、あとからメモリを増やせない機種もあるでしょう。買う前に仕様を確かめておきましょう。
ストレージ:HDDではなくSSDを選ぶ
ストレージは、データをしまっておく場所です。SSDとHDDの2種類があり、SSDのほうが読み書きが速く、電源を入れてから使えるまでの時間も短くなります。中古で選ぶときは、HDDの機種が混ざっていないかを確かめましょう。
原稿や画像はクラウドに保存する人も多いので、容量は256GBあれば足ります。写真や動画も扱う人は、512GBにしておくと安心です。
CPU・画面・重さ:毎日の使いやすさに直結する
CPUはパソコンの頭脳にあたる部品です。文章を書く仕事なら、同じ価格帯の中で新しい世代のものを選べば足ります。
画面は13インチ未満だと、調べものの画面と原稿を並べたときに文字が小さく感じます。15インチを超えると、持ち歩くのが大変です。重さは1.5kg以下だと、毎日かばんに入れても負担になりにくいでしょう。
おさるくん数字の意味が分かると、お店で説明を聞くときも分かりやすくなるね。
Windows・Mac・Chromebookの選び方
フクロウ教授3つのうちどれを選ぶかは、クライアントさんとのやりとりと、ふだん使っているスマホで決めると迷いにくいです。
Windows:Wordで納品する仕事が多い人に
Windowsは、会社で使っている人が多く、操作に慣れている人も多いOSです。Word形式で原稿を出してほしいクライアントさんもいます。WordやExcelを使う機会が多い人は、Windowsを選ぶと困りにくいです。
機種が多く、価格の幅が広いのも特徴でしょう。同じ予算でも、メモリやストレージの容量で差が出るので、表の数字を比べて選びます。
Mac:iPhoneを使っていて、長く使いたい人に
MacはAppleだけが作っているパソコンで、iPhoneと写真やメモを共有しやすいのが強みです。取材で撮った写真をすぐパソコンに移したい人には便利です。
価格は高めといえます。Appleの公式ストアでは、MacBook Air(13インチ・M5チップ)が224,800円(税込)からです。メモリ16GB・SSD 512GBの構成で、2026年10月15日時点の価格です。MacでもWordは使えますが、Microsoft 365などの契約が別にかかります。
Chromebook:ブラウザだけで仕事が完結する人に
ChromebookはGoogleのOSで動くパソコンで、価格の幅が広く、手ごろな機種もそろっています。Googleドキュメントで原稿を書き、Googleドライブで納品する仕事なら、問題なく使えるでしょう。
注意したいのは、Windows版やMac版のOfficeをインストールできない点です。Wordを使う場合は、ブラウザでMicrosoft 365を開いて使います。Word形式での納品が多い人は、契約の前にクライアントさんの使っているツールを確かめておくと安心です。
フクロウ教授迷ったら、受けたい仕事の募集要項を見てみましょう。「Word」「Googleドキュメント」のどちらが多いかが、選ぶヒントになります。
目安を満たす機種の例(2026年10月15日時点)
上の目安を満たす機種を、Windows・Mac・Chromebookから1つずつ挙げます。順位ではなく、選ぶときの参考例です。価格は各社の公式ストアで確かめたもので、日によって変わります。
| 機種 | OS | メモリ・ストレージ | 画面・重さ | 公式ストアの価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| HP OmniBook 7 Aero 13(スタンダードモデル) | Windows 11 Home | 16GB・SSD 512GB | 13.3型・約970g〜1.00kg(構成により異なる) | 希望販売価格245,300円(10月26日までのキャンペーン価格は、色により131,900円から) |
| MacBook Air 13インチ(M5チップ) | macOS | 16GB・SSD 512GB | 13.6型・1.23kg | 224,800円から |
| ASUS Chromebook Plus CX34(CX3402CVA-MW1032) | ChromeOS | 8GB・128GB | 14型・約1.43kg | 119,800円 |
重さとスペックは、HPの仕様書、Appleの技術仕様、ASUSの販売ページで確かめました。Chromebookの例は、メモリが「最低限」の8GBです。ブラウザだけで仕事が完結する人向けと考えてください。Chromebookは価格の幅が広く、メモリ4GBの手ごろな機種もありますが、仕事で使うなら8GB以上を選びましょう。
予算の考え方と、中古・手持ちのパソコンを使うとき
予算は「いくら稼ぐか」より「毎日何時間使うか」で決める
パソコンは、仕事をしている時間ずっと使う道具です。1日に何時間も原稿を書くなら、少し予算を足してでもメモリ16GBの機種を選んだほうが、待たされる時間が減ります。
反対に、まずは週に数時間だけ試してみたい段階もあるでしょう。そのときは、手元のパソコンでサポートが続いているものを使い、仕事が増えてから買い替える考え方もあります。いきなり高い機種を買う必要はありません。
中古パソコンを選ぶときに確かめること
中古でも、条件を満たせばWebライターの仕事には使えます。確かめたいのは、次の3つです。
- OSのサポートが続いているか(Windowsなら、Windows 11に対応しているか)
- メモリが8GB以上、ストレージがSSDか
- 動作確認やバッテリーの状態、保証の有無が書かれているか
古すぎる機種は、バッテリーが弱っていて持ち歩けないこともあります。保証のついた中古パソコンの専門店や、メーカーの整備済み品から選ぶと安心です。
パソコン代は経費になる
フリーランスとして仕事をするなら、仕事に使うパソコンは経費にできます。国税庁の案内では、10万円未満なら、使い始めた年に全額を経費にできます。10万円以上は、金額や青色申告かどうかで処理のしかたが変わります(令和8年4月1日現在の法令等)。私用と兼ねる場合は、仕事に使う割合の分だけを経費にします。購入したら領収書を残し、確定申告の前に確かめておきましょう。
おさるくんレシートはなくさないようにしておこう。
パソコンのほかに用意したいもの・周辺機器
フクロウ教授パソコン本体のほかに、仕事を始める前にそろえたいものと、予算に余裕があれば足したいものです。
ネット環境と、文章のツール
Webライターの仕事には、安定したネット回線が欠かせません。オンライン会議で映像が止まると、打ち合わせが進みにくくなります。
ほかに用意したいのは、次のようなものです。
- 文章を書くツール(Googleドキュメント、Word)
- 誤字や表記の揺れを確かめる校正ツール
- ウイルス対策などのセキュリティ
- 原稿を失わないためのバックアップ(クラウドへの保存)
文章のツールやAIを使った書き方は、こちらで紹介しています。

外付けモニター:調べものと執筆を並べられる
Webライターの作業は、調べもののページと原稿を行き来する時間が長いです。外付けモニターをつなぐと、片方の画面で資料を見ながら、もう片方で書けます。
ウィンドウを切り替える回数が減るので、集中が途切れにくくなります。買う前に、パソコンにつなぐための端子(USB-CやHDMI)が合うかを確かめておきましょう。
マウス・パソコンスタンド・キーボード:体の負担を減らす
ノートパソコンを机に置いたまま書くと、目線が下がって首や肩に負担がかかります。パソコンスタンドで画面を目の高さに上げ、外付けのキーボードとマウスで操作すると、姿勢を保ちやすいです。
長い時間書く日が多い人ほど、体の負担の差が大きくなります。まずはマウスから、と少しずつそろえていく方法もあります。
フクロウ教授道具は一度にそろえなくて大丈夫!仕事が増えるのに合わせて足していきましょう。
パソコンを買ったら、最初の仕事につなげるまで
書く練習と、仕事の探し方を並行する
パソコンが届いたら、まずは書く練習から。Webライターの始め方は、こちらで紹介しています。

下書きや見直しにAIを使う人も少なくありません。Claudeを使った記事作成の進め方は、こちらで紹介しています。

最初の仕事は、クラウドソーシングで探す人が多いです。ただ、応募だけに頼ると、同じように応募する人の中で比べられ続けます。知り合いや、一緒に学んでいる仲間からの紹介も、仕事の入り口になります。フリーランス協会の「フリーランス白書2026」でも、仕事を見つける経路の1位は「人脈(知人の紹介含む)」の68.3%でした。調査は2025年11月、対象は1,426人です。
一人で抱えず、相談できる場所を持つ
始めたばかりのころは、パソコンの設定や、納品の形式、単価の決め方など、小さな迷いが次々に出てくるでしょう。一人で調べていると、そのたびに手が止まってしまうものです。
同じようにWebで働く人たちに相談できる場所があると、迷う時間が短くなります。
メイカラ代表で、この記事の監修者でもある久保田は、2026年9月30日のYouTubeライブに出演しました。テーマは、AIで一人でできることが広がった先の働き方です。勧めているのは、一人でやらずに、組む働き方です。
パソコンがそろったら、次は誰に相談し、誰と組むかを考えておくと、最初の仕事にもつながりやすくなります。
メイカラは、Webで働く人たちがスキルを持ち寄り、組んで仕事を生み出していくオンラインサロンです。
フクロウ教授相談できる相手がいると、迷う時間がぐっと短くなります。
人と組んで次の仕事を生む場所、メイカラの中身がわかる
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Webライターのパソコンでよくある質問
- スマホやタブレットだけでもWebライターはできますか?
-
文字を書くだけなら、スマホやタブレットでもできます。ただ、調べものと原稿を並べたり、文字の装飾や画像の挿入をしたりする作業は、パソコンのほうがずっと速いです。仕事として続けるなら、パソコンを用意したほうが作業の時間を短くできます。
- Officeは買わないといけませんか?
-
Googleドキュメントで納品する仕事なら、Officeがなくても仕事はできます。ただ、Word形式での納品を求めるクライアントさんもいるでしょう。その場合は、Microsoft 365の契約や、Officeが入った機種を検討しましょう。
- 中古パソコンでも大丈夫ですか?
-
OSのサポートが続いていて、メモリ8GB以上・SSDの機種なら使えます。保証がついているか、バッテリーの状態が書かれているかも確かめましょう。
- WindowsとMac、Webライターにはどちらがいいですか?
-
Word形式の納品が多い人や、会社でWindowsを使っていた人はWindowsが困りにくいです。iPhoneを使っていて、写真のやりとりが多い人はMacも便利です。どちらを選んでも、メモリやストレージの目安は変わりません。
まとめ:Webライターのパソコンは「メモリ16GB・SSD・1.5kg以下」で選ぼう

- Webライターに高い性能はいらない。メモリ16GB・SSD256GB以上・1.5kg以下のノートが目安
- OSのサポートが続いているかを確かめる。Windows 10は2025年10月14日にサポートが終わっている
- Word形式の納品が多いならWindows、iPhoneとの連携ならMac、ブラウザで完結するならChromebook
- 中古なら、OS・メモリ・保証の3つを確かめる
- 周辺機器は、仕事が増えるのに合わせて少しずつそろえる
パソコンがそろったら、次は書く練習と、相談できる仲間づくりです。一人で迷う時間を減らすと、最初の仕事までの道のりが短くなります。
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