生成AIの発展により、ライターの将来性に危機感を持つ人が増えている昨今。AIに代替されにくい職業として取材ライターの注目度が高まっています。
取材ライターの仕事は、あらゆる取材をもとに記事を作成することです。
取材ライターの醍醐味は、なかなか出会う機会がない経営者・専門家・著名人などから、深い知見や経験にもとづく話を聞けること。また、SEOライティングと比べて報酬が高い傾向にあるのも特徴です。
現在、取材ライターとして活躍中の内藤みさきさんは、副業のSEOライターとして経験を積むなかで「取材ライターに挑戦したい」という思いが強くなり、メイカラ取材ライターコースの受講を決めたと言います。
今回はそんな内藤さんに、講座の魅力や取材ライターのやりがいについてお話を伺いました。
憧れの先輩に背中を押され、取材ライターになるため踏み出した一歩
──内藤さんは取材ライターを目指す前から、副業でWEBライティングをされていたそうですね。
はい。今も本業の会社員とライターの両軸で働いています。
本業は月に2回出社する程度で、ほぼ在宅勤務なんです。わりと待機時間もある仕事なので、その合間にライティングやオンライン取材ができています。
──内藤さんはなぜ、取材ライターになりたいと思ったのでしょうか。
取材ライターの先輩からお話を伺ったのが興味を持ったきっかけです。その先輩は当時からたくさんの取材をされていて、お話がすごく魅力的でした。
私は会社員として接客やスーパーバイザーなど、人と接する仕事を経験してきました。そのキャリアとライターの経験を強みにすれば「私も取材できるかな?」と思って先輩に相談したところ「みさきさんならできますよ」と背中を押してもらえたんです。
憧れの先輩に追いつきたい気持ちもあり「取材ライターに挑戦してみよう!」と決心しました。
──数ある取材ライターの講座から、なぜメイカラを選ばれたのですか。
取材ライターとして実績のある方が講師をされているからです。目標となる先輩が目の前にいて、その方がたどってきた道のりや乗り越えてきた課題を聞けるので、より早く成果を出せるのではないかと思いました。
また、マンツーマンという点にも惹かれましたね。画一的なカリキュラムだと、どうしても自分の得手不得手や悩みにマッチしないところが出てきてしまいます。理想とするライター像や働き方も人それぞれです。
その点、講師から1対1で直接教えてもらえる講座なら、私だけの悩みや強み、目標に寄り添った最適なアドバイスがもらえそうだなと感じました。
──受講前に取材への不安はなかったですか。
なかったんですよね、実は(笑)
取材ライターになりたいという強い気持ちがありましたし、不安要素はメイカラで相談すればいいと考えていました。
また、講座のサポート内容に実際にインタビューをしてポートフォリオを作成する実践型のカリキュラムがあったのも安心材料でした。やれば絶対自信になるし、作成したポートフォリオを提示すればきっと案件も獲得できると思いました。
──メイカラの取材ライターコースには「動画教材プラン」「基本プラン」「超伴走プラン」の3つのプランがありますが、内藤さんはどれを選ばれたのでしょうか。
サポート期間が3ヶ月の基本プランです。
私は本や動画で学んだあとはそのまま安心してしまうタイプなので、マンツーマン講座がない動画教材プランでは不安でした。ライターとして経験が少なければ6ヶ月サポートの超伴走プランを選んだかもしれませんが、すでに執筆の基礎がわかっていて、案件も獲得できている状態だったので「3ヶ月で取材のノウハウを身につければ十分に成果が出せるはず!」と考えて決めました。
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売れっ子取材ライターとのマンツーマン講座で、疑問や課題をひとつずつ解消
──実際に受講されてみて、メイカラの講座内容はいかがでしたか。
期待以上でした!まず取材ライティングの基礎を学べる動画教材を視聴したのですが「こうやって取材を進めていくんだな」と具体的な段取りがイメージできました。
一番ためになったのが、講師の模擬インタビューを聞けたことです。取材ライターになった今でも、よくその内容を思い返しながらインタビューをしています。
ほかにも、話し手が迷わないよう臨機応変に質問の順番を変えるなど、教材の学びが生きるシーンは多いですね。
──動画教材の内容が実践にしっかりと役立っているのですね!
でも、教材を視聴するなかで疑問も出てきたので、動画教材だけならきっと遠回りをしていたと思います。
マンツーマン講座があってよかったのは「どうやって文字起こしをするの?」「オンライン取材にはどんなツールを使えばいいの?」といった疑問を、その都度質問してクリアにできた点でした。
最初の面談でも講師から「みさきさんが聞きたいことや確認したいことは何でも聞いてくださいね!」と言ってもらえて心強かったです。
──講師とはどのような方法でやり取りをしていたのでしょうか。
月1回のオンライン講座に加えて、チャットでも質問や相談ができました。対応も早かったですし、講師が「出先なので遅くなりますが、◯◯時までには返信します」と丁寧なレスをくれたときもあります。「こういう対応が売れっ子になる秘訣なんだな」と、クライアントワークの学びにもつながりました。
ポートフォリオ作成前に取材案件を獲得! 講師からの実践的なアドバイス
──取材案件の営業には受講中から着手されていたのですか。
はい。ポートフォリオはまだなかったのですが、講師にも背中を押していただきましたし、私自身すぐに実績をつくりたかったので。
営業は当時も今もクラウドワークスを使っています。
「この案件にこの報酬は妥当ですか?」「『ワーカーと相談』ってあるんですけど、いくらくらいを提示すればいいですかね?」「◯◯さんなら応募しますか?」など、案件ごとに具体的な質問ができたのでありがたかったです。
おかげで受講期間中に取材案件を獲得できました。ポートフォリオがなくても採用してもらえるんだなと勉強になりましたね。
──ポートフォリオを作成する前に案件を獲得したんですね!初取材はどのような内容だったのでしょうか。
実は紆余曲折がありまして・・・・・・、応募した案件はもともと医療痩身のオンラインインタビューでした。私はSEOライティングでは主に美容医療系の記事を書いていて、医療脱毛や美容外科の施術を受けたこともあります。その経験がクライアントさんの目に留まり、案件の獲得につながりました。
だけど残念ながら、その案件が流れてしまったんです。代わりにクライアントさんから依頼されたのが、外構エクステリアの企業の社長さんに、会社の成り立ちや今後の展望についてオフラインで取材をする案件でした。
──未経験のジャンルで、しかも社長さんと対面の取材ですか!初取材としては、なかなかハードルが高そうですね。
講師からは「絶対に無理だと思う案件以外は受けましょう!」と言われていたので、絶対に無理ではないなと思って「やります!」と受けさせてもらいました。
すごく緊張しましたね。2週間も前からあと何日だ、明日だ、こうだって考えて、粗相がないように企業のホームページなども徹底的に調べました。
リサーチの甲斐もあって、取材は「なんとかやれたかな」と手応えがありました。相手に寄り添ったインタビューをしたら、ちゃんと心を開いて話をしてくれるんだなと、学びにもなりましたね。
生の声は臨場感がちがう。社会問題に本気で向き合う方たちの一助になりたい
──結果として、大成功の初取材になったのですね!講座を卒業されてから取材ライターとしての活動状況はいかがでしょうか。
継続的にご依頼いただいている取材案件が2件あります。もともと受けていたSEOライティングの継続案件が4件あるので、今は3分の1が取材ライティングですね。
それから、新しい案件も定期的にチェックしていて、気になったものは寝る時間であっても欠かさず応募しています。
──継続されている2件の取材はどのような内容なのでしょうか。
どちらもSDGs関連の案件です。1つがSDGsに取り組む企業様の紹介、もう1つが大学における産学官連携の紹介。教授・学長から、新卒社会人・大学生まで、幅広い世代にインタビューをしています。
いろいろなジャンルに携わるのもいいと思うのですが、私自身はSDGsやそれを軸にした地域新興・地方創生に興味があって、取材ライターとしてこの2つの専門性を高めていきたいと考えています。
SDGsは高校の授業に組み込まれるほど重要度が高まっている領域です。私自身、SDGsに向き合う方たちに取材するなかで、大人がもっと知らなければならない問題を、今まで以上に自分ごととして感じられるようになりました。
取材は相手の表情を見ながら生の声を聞けるので、すごく勉強になります!
──ライター自身が感化されたり影響を受けたりするのは、話し手と向き合う取材ならではかもしれませんね。
私は共感性が高い人間なので、たまに取材しながら感動して泣いています(笑)
取材前には話し手についてリサーチするのですが、実際にお会いすると印象ががらっと変わるケースも少なくありません。「この教授は実は気さくな方なんだ!」「学生のために熱い思いをもって行動されているんだ!」というのがすごく伝わってくるんですよ。
あと、取材でしか聞けないふとした言葉が出てくるのも面白いところです。取材のなかで出てきたお話について、自分が気になったことや読者が気になるであろうことを質問して臨場感のある記事を書けるのは、SEOライティングにはない魅力だなと思います。
──素敵なお話です!内藤さんの言葉を通して、取材ライティングのやりがいや面白さが伝わってきます。
お話を伺った方たちの一助になりたいという気持ちも、どんどん強くなりました。
「この臨場感をどうやって記事にしよう」「この熱い思いをどうやって伝えよう」「この取り組みをどうやってたくさんの人に知ってもらおう」と考えながら執筆しています。私は伝える人なんだ、と。
先輩取材ライターからの学びが自信と成長につながった
──取材ライターとして充実した日々を過ごされている内藤さんですが、講座での学びが活きている実感はありますか。
動画教材での学びももちろんですが、何よりもマインドが変わりましたね。一流の取材ライターである講師に教えてもらって、その教えを活かせている私なら、絶対にその先輩に近づけると確信が持てたんです。
SNSやネットで取材ライターの方々の活躍ぶりを見ていても、ただ「うらやましいな」「すごいな」と思うだけで終わってしまうと思います。
でもメイカラでは、講師が私に向けて、私用のアドバイスをしてくれる。投げかけてくださる一言一言が自信や行動や成長につながったからこそ、実際に成果が出せました。これは本や動画ではなかなか得られない効果でしたね。
──先ほど仰っていた取材ならではの魅力とも響き合うところがありますね。最後に、メイカラの受講を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
取材ライティングに関する情報はネットにも転がっています。ただ、自己流だと不安で前に進めなかったり、遠回りをしてしまったりと、なかなか成果につながらないかもしれません。
悩むことに時間をかけるのって、ちょっともったいないですよね。それよりも実際に取材ライターとして活躍されている方から学んでしまったほうが早いかなと思います。
私自身、講師が自分のなりたい姿や悩みに寄り添ってくれて、自分向けのアドバイスをしてくれて、本当に心強かったです。おかげで挫折しそうになっても続けられましたし、初めての取材案件もすぐに獲得できました。
私は決して例外ではないと思っています。取材ライターとして着実に成果を出したい方に、メイカラはとてもおすすめの講座です。
みさきさんが講師の私を「憧れです」と何度も言ってくださるのを恐縮しつつ、みさきさんが楽しく取材ライターとして取り組めるように伴走させていただきました。
カリキュラム内のポートフォリオ作成では、メイカラ内の政治に携わっている方にインタビューされ、多くの人が感動する記事を作成されました。
たった数ヶ月前まで未経験だったとは思えない、プロの取材ライターになられました。アドバイスしたことをすぐに実践してくださったり、動画教材で学びながら案件への応募にも積極的だったり、そんな姿勢が学びを加速したのだと思います。