Webライターってどんな種類があるの?
Webライティングの新しいジャンルに挑戦してみたい
Webライターの仕事にいろいろあるのは知ってるけど、どんな仕事があるか詳しく知らないこともあるでしょう。
自分に合ったライターの仕事が見つかれば、あなたの得意なライティングで活躍できます。
この記事では、Webライティングの仕事にどんな種類があるのか知りたい人に向けて、Webライターの種類を6つ紹介します。
- Webライティングの種類
- 自分に合ったWebライター業
- おすすめのWebライター業
- 案件を取る方法
自分に合ったWebライターの種類を見つけて、今よりもライティング収入を上げましょう!
記事監修
株式会社メイカヒット代表。
副業Webライターを1年経験後に独立。現在は取材ライターを中心にSEOやコラムなどさまざまな案件をこなす。独立後にWebライターとして月収100万円超え。
上場企業の社長取材や、行政が行った大規模イベントの取材など実績が豊富。
Webライターの仕事を6種類紹介
ここでは、Webライターの仕事を6種類紹介します。
どんな人に向いているかもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
SEOライティング
SEOライティングとはSEO(検索エンジン最適化)を意識して、Webサイトが検索順位で上位を取れるようにするライティングです。
SEOライティングの仕事は、主にクラウドソーシングで応募して案件をもらうことが多いです。また、SNSやGoogle検索で企業サイトに直接案件を応募する形もあります。
案件内容はクライアントによってさまざまですが、構成案から記事作成するケースやサイト入稿まで行うケースもあります。
執筆マニュアルが完備されている案件もあるので、記事の作成方法に不安がある人も納品までスムーズに作業ができるでしょう。
- 比較的案件数が多いので、初心者でも比較的始めやすい
- 単価が安い案件も多いので、実績を積むのに時間がかかる
- 幅広いジャンルの案件があるので、自分の得意分野を見つけやすい
SEOライティングがおすすめな人の特徴を以下で解説します。
臨機応変に対応できる人
臨機応変に対応ができる人はSEOライティングが向いています。
SEOライティングでは納品したものへ修正依頼や決められた納期に対応できることが求められます。
案件を依頼するクライアントにとって納期を守って、依頼に対してきちんとした対応をしてくれるライターは重宝されます。
クライアントの求めるものを理解し提供できる人
クライアントの求めるものを理解し、提供できる人はSEOライティングが向いています。
メディアごとに文章のテイストや執筆ルールが違うので、クライアントの求めるものを汲み取る力が求められるからです。
クライアントとのコミュニケーションを積極的に取り、具体的な目標やターゲット層に沿った文章を制作できる人は重宝されるでしょう。
ブログの基礎知識がある人
ブログの基礎知識がある人はSEOライティングが向いているでしょう。
キーワード選定や記事構成、読者が読みやすい文章、画像選定など一通りのブログ記事作成ができることは、SEOライティングと同じ作業内容です。
つまり、自身でブログサイト運営をしたことがある人は、SEOライティングを始める準備ができている状態だといえます。
Webライターの案件全体で7割ほどがSEOライティングなので、ライター経験者なら一度は請け負う仕事でしょう。
シナリオライティング
シナリオライティングはアニメやマンガ動画、解説動画の台本などを書くWebライティングの仕事です。
起承転結をベースにライティングをするのが、シナリオライティングの特徴になります。
駆け出しは案件単価が低い傾向にありますが、脚本家や本の執筆につながると収益を大きくあげることができるでしょう。
- 案件数が少ない
- 単価の高い案件が多い
- 高い専門性が求められる
シナリオライティングが向いている人の特徴を以下で解説します。
物語を考えるのが好きな人
物語を考えるのが好きな人はシナリオライティングが向いています。
昔から小説を読んだり映画を見たりして、物語の世界に浸ることが好きだった人であれば、シナリオライティングの仕事も楽しめるでしょう。
普段から映画鑑賞や舞台観劇が趣味で、さまざまな作品に触れている人は、その経験を活かして視聴者を夢中にさせるようなストーリーの創造が可能です。
小説を読むのが趣味である人
小説をたくさん読む人は、話の構成や展開をイメージしやすい傾向にあるためシナリオライティングに向いています。
さまざまなジャンルの小説を読むことで、文章表現の幅や物語構成のスキルを磨けるでしょう。
特に、映像化された小説を読んだり脚本を読んだりすることで、シナリオライティングに必要な要素を学べます。
ミステリー小説が好きで多くの作品を読んできた人であれば、その経験を活かして、伏線や謎解きの要素を取り入れたシナリオを書くことができます。
新しい発想や想像力がある人
読者の心を動かすような、オリジナリティ溢れるストーリーを創造できる想像力と表現力がある人に、シナリオライティングは向いているでしょう。
常に向上心を持って新しいことに挑戦し、独創的なアイデアを思いつくことができる人であれば、視聴者を驚かせるような斬新なシナリオを書くことができます。
シナリオライティングは読書や映画鑑賞が好きな人にとって、楽しい仕事になります。
コラムライティング
コラムライティングは、主に会社のHPや社員コラム、会社のサービス紹介を記事にすることです。
特定のテーマについて深く掘り下げ、独自の視点で考察する記事を書くのがコラムライティングです。
専門知識や経験に基づいた独自の見解を提示し、読者の思考を刺激する文章が求められます。
社会問題や流行に関するコラムなど、幅広いテーマで執筆することができます。
- 企業やクライアントの主張を記事にする
- 多くのジャンルで案件がある
- 大手メディアの案件が取れると高単価になりやすい
初めはクラウドソーシングで案件を取って、実績を積んでから直接企業の案件を取れると高単価の仕事につながります。
コラムライティングに向いている人の特徴を以下で紹介します。
情報収集が得意な人
常にアンテナを張り、社会動向やトレンドを把握している人はコラムライティングに向いています。
日頃からニュースや書籍を読み、社会問題に関心を持っている人であれば、深い洞察に基づいたコラムを書くことができるからです。
物事を客観的に捉えられる人
自分の感情や思い込みにとらわれず、客観的に物事を捉える人であれば、説得力のあるコラムを書くことができます。
学生時代にディベート部で活動していたり議論が好きだった人であれば、異なる意見を尊重しながら、論理的に自分の考えを展開ができるでしょう。
自分の意見をしっかり持っている人
独創的な視点や考えを持ち、それを文章で表現できる人であれば、魅力的なコラムを書くことができます。
過去にブログで自分の意見を発信して多くの人から支持された経験があるような人は、その経験を活かして読者の共感を呼ぶようなコラムを書くことができます。
コピーライティング
コピーライティングは、LP(商品紹介ページ)を作成したり、企業の新商品をWeb広告文に執筆したりする仕事です。
コピーライティングとは「人の心理を理解して言葉で行動を起こさせる」Webライターの仕事になります。
- 高単価の案件が多い
- 売上が発生する記事を執筆する
- 商品やサービスの特徴を紹介する
コピーライティングは売上に直結する技術ですね!
コピーライティングに向いている人の特徴を以下で紹介します。
ブログ運営で売上を出せている人
自身のブログで商品レビュー記事を書いて実際に商品を購入してもらう経験がある人は、コピーライティングの仕事にも向いています。
例えば、アフィリエイトブログで過去に月に10万円以上の収益を上げた経験があるような人は、その経験を活かして購買意欲をかき立てる広告文を書けるでしょう。
マーケティングスキルが高い人
顧客ターゲット層のニーズを分析し、効果的なマーケティング戦略を立てられる人は、コピーライティングの仕事でも力を発揮できるでしょう。
企業でマーケティング担当として働いた経験があるような人は、その経験を活かして商品の特徴やターゲット層に合わせた最適なコピーを作成することができます。
人の興味を誘う文章が書ける人
思わず読み進めたくなるような魅力的な文章を書ける人であれば、コピーライターとして活躍できるでしょう。
過去にSNSでバズった投稿をした経験があるような人は、その経験を活かして多くの人に共感されるようなコピーライティングが可能です。
ブログで売上を出せる人は「コピーライティングができる」というアピールになるので、案件を取りやすくなるでしょう。
取材ライティング
取材ライティングは取材した内容を記事にまとめる仕事です。
「〜〜の会社にインタビューに行ってほしい」と依頼を受けて、聞いて欲しい内容などを取材し、記事にまとめるのが主な仕事になります。
経営者のインタビューなどは、Webライターが書いていることが多いです。
- 単価が高い
- 写真撮影をすることもある
- 全国各地へ取材に行くことがある
取材ライターは撮影もする人がごく一部いて、ライティング技術だけでなく写真を撮る技術向上につながることもあります。
取材ライティングが向いている人の特徴を以下で紹介します。
好奇心旺盛な人
常に新しい知識を学び、さまざまなことに興味を持っている人であれば取材ライティングの仕事も楽しめるでしょう。
さまざまなジャンルの本を読んだり、留学経験があったりするような人は、幅広い知識と探求心で深く掘り下げた取材記事を書くことができます。
マルチタスクができる人
取材やメモ整理、文章構成など複数の作業を同時にこなすことができる人であれば、取材ライターとして活躍できるでしょう。
複数のプロジェクトを同時に進め、期日内に成果を上げた経験があるような人は、限られた時間の中で効率的に取材と記事を完成させることが可能です。
TPOをわきまえた対応ができる人
取材相手や状況に応じて、適切な言葉づかいや態度で接することができる人であれば、信頼関係を築き、より深い情報を引き出すことができます。
営業職や接客業で働いた経験があるような人は、その経験を活かして相手の立場や気持ちに寄り添った取材ができるでしょう。
取材ライティングはライター業界で需要が高い仕事なので、興味ある人はぜひ挑戦してみてください!
SNS運用代行
SNS運用代行は、企業や個人のSNSの投稿や画像作成、フォロワーとのやりとりを代行する仕事です。
ライターが投稿するSNSの文章はフォロワーを惹きつけることができ、アカウントのブランドイメージを高められるので、クライアントからとても重宝されます。
- 数万円〜数十万円の報酬が見込まれる
- 投稿、画像作成、運営計画、データ分析などを行う
- 案件の獲得難易度が高い
SNS投稿はライティング力を鍛えられるので、普段からSNS運用している人にはおすすめです。
SNS運用代行が向いている人の特徴を以下で紹介します。
トレンドに敏感な人
常に最新のSNSトレンドを把握し、それを活かした運用ができる人であればSNS運用代行として活躍できるでしょう。
日頃から複数のSNSを利用し、流行しているハッシュタグやツールなどを常にチェックしている人は、ターゲット層の興味を引くような投稿を作成できます。
普段から複数のSNSを利用している人
普段から複数のSNSを利用している人は、さまざまなSNSの特性やユーザー層を理解することで、より効果的な運用ができるでしょう。
「X」で多くの人と交流していたり「Instagram」で写真を投稿したりするなど、複数のSNSを上手に使いこせば、それぞれのSNSに合わせて最適な運用方法を検討することができます。
コミュニケーションスキルに長けている人
ユーザーとのコミュニケーションを積極的に取り、良好な関係を築くことができる人であれば、SNS運用代行として力を発揮することができます。
接客業で働いた経験があるような人は、その経験を活かしてユーザーの質問に丁寧かつ迅速に対応することができるでしょう。
おすすめのWebライターの仕事
ここでは、おすすめのWebライターの仕事を2つ紹介します。
- SEOライティング
- 取材ライティング
どちらも今からWebライターを始めるならおすすめの仕事なので、興味あるものにぜひ挑戦してみてください!
SEOライティング
ライターを始めたばかりの初心者は、SEOライティングから始めるのがおすすめです。
- 案件がなくなることがほぼない
- ライティングの基礎が身につく
- クライアントワークが身につく
実績がないときは低単価の案件にしか採用されないかもしれません。
しかし、SEOライティングで実績を積み上げると文字単価が高い案件にも採用されやすくなったり、継続案件をもらえたりするようになります。
クライアントから納品した記事のフィードバックをしてもらうこともあるので、案件を受けるたびに自分のライティングスキルを向上できるのもSEOライティングの特徴です。
初めは安い単価で案件を受けることも多いですが、半年で月10万円以上稼げるようになるライターもたくさんいるのでSEOライティングはおすすめです!
取材ライティング
取材ライティングは「文字単価を上げたい」「今よりスキルを身につけたい」と考えている人におすすめです。
- SEOライティングより高単価
- 普段では行けない場所に行ける
- 普段では会えないような人に会える
- AIに代替されにくいライティング
取材ライティングでは全国各地に取材に行くことがあり、普段行けない場所への出張も楽しめます。
知見の深い人に話を聞ける機会があるのも、取材ライティングならではのメリットでしょう。
Webライターの案件を獲得する方法
Webライターの案件をもらう方法はたくさんあります。
ここでは、Webライターの案件を獲得できる主な媒体を紹介します。
- クラウドソーシング
- SNS
- Google検索
- オンラインコミュニティ
それぞれの特徴を理解して、案件を獲得していきましょう!
1.クラウドソーシング
まずは、クラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングに登録して案件を獲得する方法です。
クラウドソーシングはライターを探しているクライアントと案件を探しているライターを仲介してくれる媒体なので、案件を探しやすいです。
クラウドワークスやランサーズはどちらも大手なので、まずは登録しておくといいでしょう。
ただし、報酬から手数料を取られることや文字単価が相場より低い案件があることを理解する必要があります。
Webライター初心者はクラウドソーシングでたくさん案件を受けて、クライアントワークに慣れることを心がけましょう。
2.SNS
SNSで案件を獲得するためには、主に「X」に流れている「Webライター募集」の投稿から案件を探す方法があります。
WebディレクターがWebライターの募集を発信している時があるので、DMをしてアピールしましょう。
SNSでの案件を取るメリットは、有名なディレクターや編集者と仕事ができる可能性があることです。
クラウドソーシングのような仲介手数料を取られることがないので、収益を100%受け取ることができます。
クラウドソーシングで継続案件を安定して取れるようになった人は、SNSで案件探しをしてみるのもいいでしょう。
3.Google検索
次に、Google検索で企業サイトに直接営業をかけて案件をもらう方法です。
Google検索で「Webライター 業務委託」などと検索すると、Webライターを募集している企業サイトが見つかることがあります。
企業と直接業務をやりとりするので、報酬を100%もらえることがメリットになります。
ただし、案件を探すことが大変だったり、案件を獲得する難易度が高いことがあるでしょう。
自分をアピールできるポートフォリオや営業力に自信がある人は、ぜひ挑戦してみてください。
4.オンラインコミュニティ
Webライティングのオンラインコミュニティに登録することで、コミュニティ内で案件が回ってくることがあります。
ただし、いつでも案件があるわけではないことがデメリットです。
Webライターは孤独な作業が多いので、オンラインコミュニティに登録して相談しやすい環境を整えておくことも必要でしょう。
まとめ
この記事では、Webライターの種類を6つ紹介しました。
- SEOライティング
- シナリオライティング
- コラムライティング
- コピーライティング
- 取材ライティング
- SNS運用代行
あなたに合ったWebライティングにぜひ挑戦してみてください。
どのWebライターを目指すか迷っている人は「SEOライティング」「取材ライティング」をおすすめします。
Webライターの案件を取る方法は以下のとおりです。
- クラウドソーシング
- SNS
- Google検索
- オンラインコミュニティ
どれも簡単ではありませんが、たくさん営業をかけていけばきっと成果が出てくるはずです。
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